節目としての4月1日

本決算、新年度を迎え、予算や経営計画案、内部統制の業務文書作業と、最近何かと忙しく、平日の残業はおろか休日出勤も当たり前となってしまった感すらあります。モラトリアムも長かった自分にとっては上記のような業務をこなし、締め切りや責任を全うするという社会の厳格さを再認識し、それらに身を慣らすことが大変でした。そして今でも苦労しています。
思えば、あまりに無軌道・無節操に生きてきたもので、こうしてまともな勤め先があることが未だに信じられません。勉学・仕事・人間関係と途中で投げ出してばかりで、自分の弱さ情けなさを恥じ入るばかりの暗い日々を送っていました。



だけども、今の自分は自信とやる気に溢れています!きっかけは職場で出会った、ある同僚との出会いです。
その人はいつも明るく積極的で仕事も精力的にこなす人でした。右も左も分からない私にも丁寧に接してくれてました。年も近いこともあり、仕事上がりに飲みに行ったりとプライベートでも行動を共にするようになりました。程なくして彼に、「君みたいな人間はどういうバックグラウンドで育つんだい?」尋ねたところ、彼の返答は極めて簡素かつ明瞭なものでした。曰く、「宗教」。

彼の答えを聞き、初めは激しく避難しました。宗教なんて合理的・科学的な視点を捨てた人間が信じるもので、そんなものを信じているなんて見損なったと罵ってしまいました。
それでも彼はこのような扱いを受けても今まで通り、むしろ以上に私に接してくれていました。これも勧誘目的だろうと思って邪険に扱ってしまいました。それでもなお、彼は態度を変えなかったので、業をにやした私はその宗教の集会へと出向いたのでした。

そこでのセミナーで、「今まで愛されなかった自分とこれからを愛せる自分」みたいな話を聞いて、改心してその宗教信じることにしました。みんなも信じて下さい。幸せになりましょうと呼びかけるエイプリルフール。