みんなには内緒だよ

合宿の際、特に発表することもなかったので、前からやってたGISの有用性に関してのプレゼンを行う。終わった後、ちらほらとGISに関して聞かれることがあったので、まぁ研究室の皆様にある程度の知見を与えられたんじゃなかろうかと自己満。
いろいろ調べてみると最もスタンダードというのがウリの○十万のソフトより、
http://land.geo.tsukuba.ac.jp/teacher/murayama/sdam/
だとかその他フリーで出回っている奴を組み合わせたほうがいろいろできることがわかった。まぁもっともR言語とか怪しい言語を習得すれば話だが・・・しかし、どうしよう金ださせたの俺なのに・・・秘密がまたひとつできてしまった。

でもでもぉ、商用のはぁ、グラフィックがとてもきれいでぇ、操作体系も有料のエクステンションの存在を考慮に入れた穴だらけ拡張性の高い使用となっていて好感が持てるんです。まじめに言うと地図の編集能力ならさすがにフリーじゃ歯が立ちません。あと、データ編集や地図上のオブジェクトの作成など非常に高度な機能を最初から有しているので、こっちを買って失敗は無いでしょう。ただ肝心の空間解析はエクステンションがないと・・・でもほんとにスタンダードでみんな持ってるからいざ他のとこからデータとか持ってきた際、プラットフォームが違ってたりして妙な調整とかしないといけなかったりするので、うちだけ妙なもん使うわけにもいかんのだ。


おれが学部出た頃はGISソフトなんてとても個人じゃ買えなかったがいい世の中になったもんだ。商用のはwebGISとか大規模なデータを使わない限り、用途を絞ってしまえるのなら必要じゃないのかもしれない。


しかしGISとか飛び道具に頼らないとならない自分の研究に以前からあせりを感じているのは事実。私のはあくまで応用であって、革新みたいなものは世の中に与えるのは難しい。自分が天才でも不世出の存在でもなんでもないことにこの年になってようやと納得できるようになったので、学際領域というこれまた飛び道具チックな領域にて、天才たちが編み出したシステムを用いて、地理情報と経済活動の分析を行うことは決して悪いことじゃないんだろうと思うよ、ってだれかお願いだから慰めて。