こころ

ZARDの中の人やら、大臣閣下やら色んな人が色んな風に去っていくこの世の中に変わらないものなのあるのだろうか?たとえそれが分かり合えた人だとしても・・・


母親に「あんた、ZARDのCD持ってないの?」と聞かれて「持ってないよ」と答えたら、「あんたCDとかいっぱい買ってたしミーハーだと思ってたけどそうでもないのね」と言われる。マイナー趣味道は険しくそして乗り切ったところでどこに着くでもない不毛の道。わかってはもらえない、わかってもらえるとも思わない。とりあえず合掌。

アンシャンレジーム!トリコロール☆

キ○ガイみたいな短編小説もどきを書いて悦に入っている今日この頃。「俺ってこんな趣味の悪い文章書けるんだ。かっけぇ!」って自画自賛し、己に才能があるかのように思っていた。思えば思い通りにならない世の中に絶望し、せめて想像の中で自己の理想を、そして妄想を実現しようとしていたのかもしれない。
しかし、東大教授が女装して痴漢とか、高校生が母親の首切断して出頭などなど世の中には俺なんかよりも想像力も行動力も遥かに上の連中がいることに
もはや慟哭はおろか絶望すら感じる。かといって前述の連中に同情もしなきゃましてや共感なんかできやしない。社会のルールは守ろう。守ろう地球。

この手であの日常を終わらせられるなら

続き


気がつくとテルオは真っ赤な部屋の中にいた。壁も床も天井も全てが赤い。
「なんだというのだこの部屋は」
テルオはあせっていた。
「なんなんださっきから、俺は一体・・・」
(分からないことだらけだ。何だってんだ今日は。俺が何をしたんだ。何が原因なんだ・・・)
あらゆる考えが頭の中をよぎる。この結果は一体何がもたらしたのか。まずこの状態は常識的なものではない。普通に考えても無駄なのだ。大体前例がない。この状況は彼が経験・見識・予想・妄想ですら遥かに超えた事態にしか思えなかった。よって比較しようのない全くの未知の状況であることを理解した。
常人ならこの時点で絶望し、考えることを放棄するだろう。あるいは思考の迷路に埋まり鋭敏になりすぎた感覚のため精神を疲弊し発狂する者さえいるとしてもおかしくはない。テルオもまた同じだった。この状況を合理的に判断し、解決策をとることと、この状況を受け入れることこの二つの命題を与えられた彼の思考能力が限界を迎えることは時間の問題に見えた。がテルオはこの部屋において唯一赤くないものに気付き悲鳴を上げた。
赤い部屋においてその存在は明らかに異常であった。赤い部屋の中それは唯一重々しくも浮くような青色だったのである。そしてそれは彼の全身であった。


続く

恐れを知らない戦士のように

続き

嗅覚を刺激するためテルオは鼻を近づけた。しかし何も感じる事ができない。冷静に考えて見ればテルオはずっとなければならないものを感じていないのだった。匂いである。
「ちくしょう、せっかくこれからだってのにぃっ。」
苛立ちを感じ、やがてその苛立ちが周囲のものへ向けられた。部屋の中のものを壊し始めたのである。目の前にある情欲を煽り立てる最高の逸物を前に自分の感覚がかけていることが心底悔しかった。今のテルオは自身を「美女を前に、前戯しか許されない童貞」のようだと感じた。
「俺は不能なんかじゃないっ!」
叫びながら荒れ狂うテルオの背後からテルオを叱るかのような声がした。
「ご主人さまぁ、困りますぅ。」
その後テルオの視界は一瞬にして暗転し、無数の光が彼の周りを回り始めた。体に急激な脱力感と浮遊感を感じた。そして強烈な光がテルオの視覚を奪いテルオは気を失った。

続く

僕らの存在がこんなにも単純だと笑いに来たんだ  1

(前回から続き)
テルオはこの不条理な光景を前に最初こそ狼狽するのみだが、深く深呼吸をし落ち着きを取り戻すよう努めた。二回ほど深呼吸した時テルオの中に新たな感情が芽生えてきた。
「うまそうだ・・・」
なぜこんなことを考え付いたのか。当の本人ですら良く分かっていない。「あまりの混乱におかしくなったのか?」目の前の腕に対して常軌を逸した欲求を抱く自分を冷静に自答する自我を残しながらもその欲求はテルオには抑えることが出来なかった。ベッドの上にのり腕のにおいを嗅いだ。腕が生えている部分から手の部分まで匂いをかぎながら顔を移動させ、小指から順に顔近づけ、視覚と嗅覚を満足させる。この二つの感覚器官からなる欲求は満たされるとそれで終わりでなく、さらに強い欲求をもたらし新たな、そして肉感的、官能的な行動を起させる。触覚と味覚による欲求の充足である。


続く

有閑倶楽部活動  1

考えれば考えるほどそこは退屈な空間だった。一般的な男子大学生がすむアパートの一室を思い浮かべていただきたい。六畳ほどの空間にアルミサッシの窓、そこから入る夕暮れの日差し、散らかった机、使用感の出た椅子、本棚、洋服ダンス、飲みかけのペットボトル、ベッドとその上のたたまれた布団、埃を被ったギター。全てが有り触れていて非常に退屈だ。ただその空間において唯一つだけ決定的に退屈でないものがある。腕である。
腕、正確にいうと肘から手の部分であり、右腕のようだ。見るに体毛は薄く、色白で細く指も節くれが少ない事から若い女性のもののように思われる。何一つ欠けてない腕としては全く完全である。ちょうどベッドの上から腕部中央から下の部分が生えてきたように置かれているため断面は確認できない。周りに血痕はない。ただ腕がそこにおいてある。ないのはこの腕の根元。つまり肩であり胴体であり女だと思われている腕の持ち主だ。腕自体には何の変哲もないのにくっついている筈の“モノ”がないためにこの腕は非常に奇妙に見えるのだ。だから男はひどく狼狽した。大体いつもどおりの時間に帰宅し朝出てきたままの部屋の光景を期待していた、テルオである。


続く

決死の健康生活

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